ABOUT

Tk-SPとPyrozyme
― 超好熱菌が生み出した、次世代プロテアーゼ ―
Tk-SPは、超好熱性古細菌(始原菌) Thermococcus kodakarensis KOD1株由来のsubtilisin-likeセリンプロテアーゼです。90 °Cを超える高温環境や、界面活性剤・変性剤存在下でも高い活性と安定性を維持するという、従来のプロテアーゼにはない特性を有しています。
私たちPyrozymeは、このTk-SPを基盤技術として、既存技術では困難だった条件下で機能する酵素の社会実装を目指すチームです。
APPLICATION
医療器具洗浄剤
高温で界面活性剤とともに働く特性を活かし、血液・フィブリン・粘液等を効率的に除去できます。また、プリオンやアミロイド等の難分解タンパク質の除去や、リネンに付着したウイルスの除去などにも活用可能です。
検査・測定
難分解タンパク質を分解できるため、質量分析(LC-MS/MS)の際の前処理に活用できます。また、タンパク質ドメイン解析やペプチド酵素合成の可能性も探索されています。さらに、血液や組織から核酸を抽出する際、80~90℃でタンパクを分解・同時に殺菌できるため、工程短縮と操作簡便化による臨床検査の迅速化が図れます。
診断試薬
これまで難しかった難溶性・膜タンパク質の溶解・消化が可能です。高濃度尿素でタンパク質を可溶化しつつ80℃以上で消化反応を進めれば、未消化領域を大幅に減らし完全消化に近づけます。結果として質量分析での被覆率向上や詳細な配列同定が可能となります。
肥料
高温酵素プロセスで肥料原料や堆肥内のタンパク質を分解することで、臭気を低減したり、発酵期間を短縮したりできると期待されています。
また、微生物の生育を促進することが分かっており、生育助剤としての活用も可能です。
動物飼料
動物用飼料の原料中の難消化タンパク質を分解することで、消化吸収を改善し、動物の肥よくを促進できると考えられています。また、動物医療や魚養殖産業への適用も模索されています。
食品加工
食品原料からのペプチド生産や同時殺菌と酵素分解、パン、小麦生地のグルテン分解、飲料の高温清澄化(冷やし濁り防止)などへの適用が考えられます。
NEWS
- 岡山リサーチパークインキュベーションセンターにチーム拠点を設置岡山リサーチパークインキュベーションセンター(岡山県施設)にチーム拠点を設置しました
- ウェブサイトを開設しましたウェブサイトを開設しました
- テクノサポート岡山研究展示会出展テクノサポート岡山研究展示会に出展しました
- JST PSI-Gap fund Step1 採択JST PSI-Gap fund Step1 に採択されました(~2026年10月)
- バイオテックグランプリ 最優秀賞 受賞バイオテックグランプリ(主催リバネス社)にて最優秀賞を受賞しました
ACCESS
Pyrozyme
所在地:
〒701-1221 岡山県岡山市北区芳賀5303
岡山リサーチパークインキュベーションセンター(ORIC)
mail:contact@pyrozyme.jp
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